鈴木盛久工房 南部風鈴 (南部富士)


- 南部鉄器の老舗・鈴木盛久工房の南部富士 (岩手山) の
- 姿を象った南部風鈴です。
- 風がなびくと短冊がゆらぎ、涼やかで、どこか懐かしい
- 音色がやさしく響き渡ります。
- 風鈴は材質によって音が変わり、ガラス製のものは
- 「チリンチリン」と響きが短く、乾いたような軽やかな
- 音がします。
- 一方、南部風鈴は響きが長く、「リーン」と高く澄んだ
- 音が特徴です。
- 毎年6月~8月、JR水沢駅 (通称:風鈴駅) のホームに
- 飾られる南部風鈴の音色は、環境省が選定した
- 「残したい日本の音百選」に選ばれています。
- 今では夏の風物詩として親しまれている風鈴ですが、
- もとは寺院の軒の四隅に下がっている「風鐸」が
- 進化したもので、厄除けを目的としていたそうです。

風に揺らぐと、澄み渡るような音色が響く南部風鈴。きれいな緑色の紙箱入りですので、季節の贈り物にもおすすめです。
短冊には岩手の歌人・石川啄木の詩が認められています。
「やはらかに 柳青める 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」 これは、啄木が故郷に思いを馳せて作った詩です。
※短冊は、丸めた状態で化粧箱におさめられています。しばらく本の間に挟んでおくなど、プレスしてからお使いください
ギフトラッピングについて



男性
涼やかな澄んだ音色に満足しています。[2017/07/26]


南部風鈴 (南部富士) 鈴木盛久工房
サイズ : 直径 6(下底)× 高さ 4cm
全長 40cm
重さ : 103g
素材 : 鉄
生産地 : 岩手県
1,000円 (税込 1,080円)
欠品、もしくは数が足りない場合は、1週間~1ヵ月程での再入荷予定となります。
お問い合わせフォームまたはメールにて、お気軽にお申しつけ下さい。
【商品の特性・ご注意】
- 同じ商品でも、一点ごとに色味や質感の表情、雰囲気が微妙に異なりますが、これは、
- 鈴木盛久工房特有の魅力ですので、風合いとしてお楽しみ下さい。
【お手入れについて】
- ・鉄器は、水分や塩分、油分を嫌いますので、それらは避けてお使い下さい。
- ・汚れなどは、乾いた布で乾拭きして下さい。
- ・または、熱湯で洗ってしっかり水分を拭き取って下さい。
- ・タワシやスポンジなどでこすると傷がつき、錆の原因になりますので、ご注意下さい。
鈴木盛久工房 (すずきもりひさこうぼう)
江戸時代に南部藩が城を構えた城下町・盛岡の地で400年続く南部鉄器の
老舗。
鈴木家は寛永2年 (1625) に、南部家の本国甲州より御用鋳物師として
召し抱えられて以来、藩の御用を勤めてきました。
昔ながらの伝統技法を受け継ぎ、現在も南部鉄器を作り続けています。
第13代鈴木盛久は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」。
代々受け継がれる「鈴木盛久」の名は、現在は15代目の熊谷志衣子さんに
より、継承されています。
歴代のなかで初の女性鋳物師ということで、注目を集める存在です。
▶ 鈴木盛久工房 取扱い商品一覧
南部鉄器とは


南部鉄器といえば、岩手県の代表的な工芸品です。
その歴史は古く、平泉藤原氏三代の頃より、刀剣、鉄香炉、釜などの鋳造が行われていましたが、17世紀中頃、
茶道に造詣の深かった28代南部藩主が、京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜を作らせたのが始まりといわれます。
盛岡の地は古くから砂鉄・岩鉄などの良質な鉄資源に恵まれ、川砂・粘土、漆、木炭など鋳物に必要な原料が
豊富に産出されたことも、この地で南部鉄器が栄えた大きな一因とされています。
「わび・さび」を重んじる心が生みだす独特の品格を持つ南部鉄器は、藩主の献上品として栄えた性格上、
美術工芸品的要素が強いという特質があります。
南部鉄器の"茶托" いろいろ


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