第四候 「土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)」 2/19~2/23頃
七十二候が雨水の初候に変わり、あたたかな雨に大地が潤い活気づく頃となりました。
降っていた雪がしっとりとした春の雨に変わり、凍てついた大地もゆっくりと潤い始めます。
忍び寄る春の気配に眠っていた植物が芽吹き始める季節です。
春の雨で潤い匂い立つ大地や、陽射しにとけたぬかるみ。
春には付き物の光景ですが、わずかな土に喜びを感じる北国の人にとって「春の土」は待ち焦がれる存在でした。
そんな気持ちが表れた春の季語には「春の土」の他、「土恋し」「土匂う」「春泥」などがあります。
また、春先の雪解けでところどころ土が顔を出している様子を「雪間」や「雪の暇」、そして、そこにもう芽吹き始めた草を「雪間草」といいます。
俳人・沢木欣一の「春近し雪にて拭ふ靴の泥」は、雪間が見え始め、近づく春への喜びを感じさせる一句です。
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