第三十八候「寒蝉鳴 (ひぐらしなく)」 8/12~8/16頃


七十二候が立秋の次候に変わりました。
 
ヒグラシが「カナカナカナ」と甲高く鳴く頃を表した候ですが、実際にはもう少し早くから鳴き始めます。
 
よく鳴くのは日の出前や日没後の薄暗い時間帯ですが、気温が下がると日中でも鳴くようになるそう。
 
どこか懐かしく涼しげなその鳴き声からは、過ぎ行く夏を惜しんでいるかのような哀愁さえ感じられます。

夏の間中聞こえてくるセミの声ですが、その種類は季節とともに移り変わります。
 
4月下旬頃「ゲーキョゲーキョ」と合唱しているのはハルゼミ。
6月頃から鳴くのはニイニイゼミ。「チィー」という声で一日中鳴いています。
 
そして、7月頃から盛んに聞こえるのはヒグラシの声。
 
7月中旬の盛夏から「ミーンミーン」と鳴くのは、ミンミンゼミ。
同じ頃、「ジリジリ」と油で揚げているような声で鳴くのはアブラゼミ。
 
7月下旬から8月上旬にはクマゼミの鳴き声も聞こえてきます。
 
声の主はみな成熟した雄で、お腹にある膜を震わせて鳴くそうです。
多くのセミたちが一斉に鳴きたてる声を、時雨の降る音に見立てて「蝉時雨 (せみしぐれ)」といいます。
 
ちなみに、"蜩 (ヒグラシ)" の季語は「秋」。
 
セミの多くは夏の季語になっていますが、蜩は、法師蝉 (ツクツクボウシ) と共に秋の季語に分類されています。

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