第二十六候「腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)」 6/10~6/15頃


七十二候が芒種の次候に変わり、草の中から蛍が舞い、明りを灯しながら飛び交う頃となりました。
 
古くは、暑さに蒸れて腐った草や竹の根が、蛍になると信じられていたそうです。
 
水辺や野の暗がりに浮かんでは消える蛍の光は、まさに夏の風物詩。
 
夏の夜を幻想的に照らし出してくれます。

飛び交うホタルの群れ・蛍火

「夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」
 
これは、清少納言の枕草子『春はあけぼの』に登場する有名な一節です。
 
夏は夜が趣深い。月が出ている夜はもちろんのこと、闇夜もまた、蛍が多く飛び交っている様子も良い。また、それらがただ一つ二つと、ほのかに光って飛んでいるのも良い。夜に雨が降るのも趣があって良いと、綴っています。
 
短い一節ですが、閑雅な光景が浮かんできますね。
 
蛍が放つ淡い光は「蛍火」と呼ばれ、夏の季語にもなっています。

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