二十四節気「立春 (りっしゅん)」 2/4~2/18頃
二十四節気が大寒から立春へと変わり、暦の上では春の始まりです。
立春は、二十四節気の最初の節気。
長い冬が明け、これから少しずつ暖かくなっていきます。
日足が伸び、木々も次第に芽吹く頃で、暖かい地方では梅の花がほころび始めたりと、所々で春の気配が感じられる季節です。

旧暦では一年の始まりは立春からと考えられており、様々な決まり事や季節の節目は、この日が起点になっています。
立春から88日目は霜が降りなくなるという「八十八夜」、210日目と220日目は台風が多いとされる「二百十日」「二百二十日」。いずれも農作業の目安となっています。
また、ひと月遅れの旧暦では、立春近くに元日がめぐってきますが、必ずしも立春=元日にならないのは、二十四節気は太陽の動き、元日は月の動きで決められていたからです。
旧暦一日は必ず朔 (新月) ですが、立春は朔に関係なく定められるため、多くの年は一日になりません。
ただ、何十年かに一度、立春が朔と重なり、旧暦1月1日になる年があります。
これを「朔旦立春 (さくたんりっしゅん)」または「立春正月」といい、大変めでたい日とされてきました。
前回の朔旦立春は1992年でしたが、次回は2038年になるそうです。
いずれにしても、立春は新しい年の始まりであったことから、新暦となった現代も、年賀状に「新春」「迎春」と書く習慣が残っています。
日本の禅寺では、立春の朝、門口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。
縦書きすると左右対称となるめでたい文字は、厄除けのおまじない。
一年間災難にあわないといわれ、家の鬼門にこの紙札を貼るご家庭もあるそうです。
二十四節気「立春」の七十二候

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